专利摘要:

公开号:WO1992009416A1
申请号:PCT/JP1991/000586
申请日:1991-04-30
公开日:1992-06-11
发明作者:Jun Fujita;Yoshinori Nakanishi;Shinichi Tazawa;Hideo Tanaka;Masao Hirosawa;Nobukatsu Omura;Harukatsu Goto
申请人:Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha;
IPC主号:B29C45-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 射 出 成 形 機 の 型 締 装 置 技 術 分 野
[0002] 本発明は射出成形機、 ダイカス トマシンなど、 金型の 型締めを行う型締装置に関する。
[0003] 冃 景
[0004] 射出成形機、 ダイカス トマシンなどでは、 成形品を成 形する際、 金型を閉鎖した状態 (型術閉じ状態) に維持し なければならない。 金型内に発生する大きな内部圧力に 抗して型を閉じた状態に維持するためには、 金型を相対 向する側から強い力で押し付ける型締め作用を必要とす る。 このため射出成形機などの成形装置においては、 成 形中に型を閉鎖状態に維持するための型締装置が、 成形 原料を溶融状態で射出する射出装置とともに設置されて いる。
[0005] この型締装置と して、 従来、 油圧駆動式型締ピス ト ン ♦ シリ ンダ機構を用いて直接金型を押圧する直圧式型締 装置、 トグル機構を用いて型締カを保持する トグル式型 締装置などが知られている。 これらの型締装置において は、 成形品成形用キヤ ビティ を形成するために必要な個 数の金型を保持するダイプレー トを用意し、 これらのダ ィプレー 卜の 1つを固定された固定ダイプレー ト とする とともに、 他のダイプレー トをこの固定ダイプレー トに 向けて移動する移動ダイプレー トと してある。
[0006] 型締めを行う場合には、 移動ダイプレー トと固定ダイ プレー トの間に大きな押圧力が付与されるが、 この押圧 力は、 型締ピス ト ン · シリ ンダ機構を構成する型締ビス 卜ンを、 移動ダイプレー 卜の背面側に直接あるいはトグ ル機構を介して押し当てることによつて付与される。
[0007] この場合、 従来の装置においては、 通常、 固定ダイプ レー トと型締ピス ト ン ♦ シリ ンダ機構を構成する型締シ リ ンダとを、 互いに平行な複数、 通常は 4本のタイバー により結合し、 このタイバーをガイ ドとして移動ダイプ レー 卜の移動動作を行わせている。
[0008] このタイバーは、 金型を中心として、 これを取り囲む 位置に配置され、 移動ダイプレー トの摺動ガイ ドを行う とともに、 固定ダイプレー トと型締シリ ンダとの間で力 の閉ループを形成して型締カを内部保持するという機能 を有している。 このため、 従来の油圧駆動式型締ピス ト ン · シリ ンダ機構を用いた型締装置においては、 タイバ 一は不可欠の構成要素となっている。
[0009] しかしながら、 このタイバーは強度を保持するために 高価な特殊合金鋼を用いて製作されるとともに、 型締装 置の部品点数を増加させる原因ともなり、 型締装置のコ ス 卜上昇の原因となっている。
[0010] また、 金型の外周囲の位置にタイバーがあることによ り、 金型の交換作業にタイバーとの干渉を生じ、 作業効 率を低下させる原因ともなつている。 このため、 金型の 交換時に 4本のタイバーのうち 1本を軸方向に移動させ て金型交換を容易にする方法も試みられているが (例え ば、 実公昭 5 0— 2 3 6 5 6号、 実公平 2— 2 7 9 6 6 号など) 、 この方法はタイバーの移動機構を特別に設け る必要があることから、 型締装置の構造をさらに複雑化 する要因となっている。
[0011] さ らに、 移動ダイプレー 卜の後方側に油圧駆動式シリ ンダ · ビス ト ン機構を設けたことにより、 型締装置が軸 線方向に長く なり、 射出成形機、 ダイカス トマシンなど の長手方向寸法を大きくする原因ともなつている。 これ は、 射出成形機等を工場内に配置する場合、 大きな作業 スペースを必要とすることとなり、 工場のレイアウ ト効 率を低下させるという欠点がある。
[0012] また、 油圧駆動式ビス トン · シリ ンダ機構を用いた場 合には、 油洩れによる作業環境の悪化、 油火災の防止対 策が必要であるなどの問題点もある。
[0013] 本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、 部品点数を減少させ、 装置の小型化を図るこ とのできる 型締装置を提供することを目的とする。
[0014] また、 タイバーを不要とすることにより、 金型の交換 作業を容易に行う ことのできる型締装置を提供すること を目的とする。 また、 油圧駆動系を取り除く ことにより、 装置の保守 ♦管理を容易にすることができる型締装置を提供するこ とを目的とする。
[0015] さらに、 型締動作の制御を容易にし、 常に最適な型締 め作用を行う ことのできる型締方法を提供することを目 的とする。
[0016] 発 明 の 開 示
[0017] 本発明による射出成形機の型締装置は、 射出装置が搭 載されたテーブル上に配設されている第 1の金型を保持 する第 1のダイプレー トおよび第 2の金型を保持する第 2のダイプレー トと、 第 1および第 2のダイプレー トを テーブル上で相対移動させるダイプレー ト送り手段と、 第 1および第 2のダイプレー 卜の少なく とも一方の側に 配設された磁気吸引力発生手段と、 磁気吸引力発生手段 の磁気吸引力を制御する磁気吸引力制御手段と、 からな る ο
[0018] また、 本発明による射出成形機の型締め方法は、
[0019] ( a ) 第 1の金型を保持した第 1のダイプレー 卜および 第 2の金型を保持した第 2のダイプレー 卜の少なく と も一方に磁気吸引力発生手段を設置し、
[0020] ( b ) 両ダイプレー トを互いに接近する方向に相対移動 して近接させ第 1の金型と第 2の金型を閉鎖し、
[0021] ( c ) 磁気吸引力発生手段により第 1および第 2のダイ プレー ト間に磁気吸引力を発生させて両ダイプレー ト を近接した状態に保持するとともに両金型間に所定の 型締カを発生させ、
[0022] ( d ). 金型内のキヤ ビティ に铸造原料を注入し、
[0023] ( e ) 両ダイプレー ト間の磁気吸引力を解除し、
[0024] ( f ) 両ダイプレー トを互いに離間する方向に相対移動 して第 1の金型と第 2の金型を開放する、
[0025] 各工程からなる。
[0026] 図面の簡単な説明
[0027] 第 1図は本発明の第 1の実施例を示す側断面図であり、 第 2図は第 1図 A— A線方向に見た図、 第 3図は第 2図 に示した電磁石コイルの装着側の変形例を示した図、 第 4図は電磁石コィルの装着構造を示す部分拡大断面図、 第 5図 (A ) および (B ) は電磁石コイルの装着例と磁 束の形成状態を示す説明図、 第 6図は電磁石コイルの装 着例を示す部分拡大断面図、 第 7図は本発明の第 2の実 施例を示す側断面図、 第 8図は第 7図に示した緩衝機構 の部分拡大断面図、 第 9図は第 7図に示した実施例の変 形例を示す側断面図、 第 1 0図は本発明の第 3の実施例 を示す側断面図、 第 1 1図は第 1 0図 B— B線方向に見 た図、 第 1 2図 (A ) および (B ) は突き当てピンの作 用状態を示す部分拡大断面図、 第 1 3図は本発明の第 4 の実施例を示す側断面図、 第 1 4図は第 1 3図 C一 C線 方向に見た図、 第 1 5図は本発明の第 5の実施例を示す 側断面図、 第 1 6図は本発明の第 6の実施例を示す側断 面図、 第 1 7図は第 1 6図 D— D線方向に見た図、 第 1 8図 (A ) 乃至 ( C ) は第 1 6図 E— E線方向に見た図 であり調整部材の各種の形状を示す概略図、 第 1 9図は 第 1 6図に示した実施例の変形例を示す側断面図、 第 2 〇図は第 1 6図に示した実施例の変形例を示す側^面図、 第 2 1図は第 2 0図 F— F線方向に見た図、 第 2 2図は 本発明の第 7の実施例を示す側断面図、 第 2 3図は本発 明の第 8の実施例を示す側断面図、 第 2 4図は第 2 3図 G— G線方向に見た図、 第 2 5図は電磁石コイル制御手 段の変形例を示すプロック線図である。
[0028] 発明を実施するための最良の形態
[0029] 本発明の実施例 ついて図面を参照して説明する。
[0030] 第 1図は本発明の第 1実施例が適用された射出成形機 を示している。 射出成形機 1 0は、 箱形の装置フ レーム 1 1の上面に水平方向に設けられたテーブル 1 2を備え、 このテーブル 1 2上に搭載された射出装置 1 3と型締装 置 1 4とから構成されている。
[0031] 射出装置 1 3は溶融した原料を金型内へ射出するため の装置であり、 原料を供給するホッパ 1 5、 スク リ ュー が内蔵され、 先端に設けられたノズル 1 6に向けて溶融 原料を辁送するバレル 1 7を備え、 第 1のダイプレー ト 2 2の背面に取付けられたノズルタツチシリ ンダ 1 8に より金型設置方向へテーブル 1 2上を移動されるよう構 成されている。 型締装置 14は、 第 1の金型 2 1が保持される第 1の ダイプレー ト 2 2と、 第 2の金型 2 3が保持される第 2 のダイ.プレー ト 24を備えている。 第 1および第 2のダ ィプレー ト 2 2 , 24は、 相対向する平面 2 2 a , 24 aを有し、 この相対向する面 2 2 a , 24 aの略中 央部にそれぞれ金型装着用空間 2 2 b , 24 bが形成さ れている。 そして、 このそれぞれの金型装着用空間 2 2 b , 24 b内に、 着脱自在に構成されたカセッ 卜式 の第 1金型 2 1および第 2金型 2 3が装着されている。 テーブル 1 2上には一対のガイ ドバー 2 5が互いに平 行に配設されている。 第 1のダイプレー ト 2 2は、 この ガイ ドバー 2 5の射出装置 1 3側の端部に静止固定され た状態で配置され、 第 2のダイプレー ト 24は、 このガ ィ ドバー 2 5上を水平方向に摺動可能に配置されている。 以下、 第 1のダイプレー ト 2 2を固定ダイプレー ト、 第 2のダイプレー ト 24を移動ダイプレー トと称する。
[0032] テーブル 1 2の下方位置には、 所定の間隔をおいて、 一対の軸受部材 26 a, 26 bがテーブル 1 2に固定配 置され、 この軸受部材 26 a , 2 6 bに送りねじ 2 7力 回転可能に支持されている。 送りねじ 2 7の一端側には 駆動モータ 28、 例えば電動モータが連結されている。 また送りねじ 2 7にはナツ ト部材 2 9が螺合され、 この ナッ ト部材 2 は移動ダイプレー ト 24に結合されてい る。 第 2図に示すように、 移動ダイプレー 卜 2 4の対向面 2 4 aには、 第 2金型 2 3の外周囲を連銃的に取囲むよ うに環状溝 3 1が設けられ、 この環状溝 3 1内に磁気吸 引力を発生する電磁石コイル 3 2が配設されている。 同様に、 固定ダイプレー ト 2 2の対向面 2 2 aにも、 第 1金型 2 1の外周囲を連続的に取囲むように環状溝が 設けられ、 この環状溝内に磁気吸引力を発生する電磁石 コイル 3 2が配設されている。
[0033] 電磁石コイルは、 金型の締付力が均一になるよう、 金 型を中央にしてその外周囲を取り囲むように配設される のが望ましい。 その配設の方法としては、 第 2図に示す ように、 連続的に環状に配設する方法の他に、 例えば第 3図に示すように、 電磁石コイルを複数個の小型電磁石 コイル 3 4の組合せにより構成し、 それぞれの小型電磁 石コイル 3 4を、 移動ダイプレー ト 2 4 (固定ダイプレ ー ト 2 2 ) の対向面 2 4 a ( 2 2 a ) に、 金型 2 3 ( 2 1 ) の外周囲を取囲むように間隔をおいて形成され た複数個の円形溝 3 3内に分散して配設してもよい。 第 4図は電磁石コィル 3 2の配設状態を示す部分拡大 断面図である。 電磁石コィル 3 2は、 環状溝 3 1内に連 続的に卷回されて配設されている。 そして、 最表面側 3 2 aの位置が、 移動ダイプレー ト 2 4の対向面 2 4 aよ りわずかに環状溝 3 1内に入った位置となるように収容 され、 全体を合成樹脂などで固めて、 環状溝 3 1内に固 定されている。
[0034] これは電磁石コイル 3 2の場合、 あるいは複数個の小 型電磁石コィル 3 4の場合でも同様である。
[0035] 第 5図は電磁石コィル 3 2の種々の配設方法の例を示 す部分断面図である。 ( A ) はすでに述べたように、 固 定ダイプレー ト 2 2、 移動ダイプレー 卜 2 4の両方にそ れぞれ電磁石コイル 3 2を配設したものである。 この配 設方法により発生する磁力線 (磁束) 3 5は、 図に示す ように、 それぞれの電磁石コイル 3 2を取囲むように形 成され、 強固な磁気吸引力を得ることができる。
[0036] ( B ) は電磁石コイル 3 2を、 一方のダイプレー ト、 例えば固定ダイプレー ト 2 2にのみ配設した例を示して いる。 この場合は、 制作上および電気配線上の構造が簡 単となる。
[0037] 第 6図は電磁石コィルによる磁気吸引力をさ らに強く する方法を示す部分断面図である。 この実施例において は、 固定ダイプレー ト 2 2、 移動ダイプレー ト 2 4にそ れぞれ配設された電磁石コイル 3 2の外周囲に、 さらに 最大磁束密度の大きい材料、 例えば純鉄からなる溝形部 材 3 7が配設されている。
[0038] このような部材 3 7を配設することにより、 磁力線が、 第 5図 (A ) に示した配設方法に比べ最大磁束密度が増 加し、 磁気吸引力を強めることができる。
[0039] 電磁石コイル 3 2には、 電磁石コイル制御手段 4 0 (第 1図) を介して交流電源 4 1が接続されている。 電 磁石コイル制御手段 4 0は、 電流整流器 4 2、 定電流制 御器 4 3、 回路切替器 4 4を備え、 回路切替器 4 4が電 磁石コイル 3 2に接続されている。 また、 残留磁束によ る磁気吸引力を消滅させるために、 回路切替器 4 4に対 し消磁器 4 5が接続されている。
[0040] 電磁石コイル制御手段 4 0は、 射出成形機 1 0の動作 を制御する主制御手段 4 6に接続されている。 主制御手 段 4 6は射出装置 1 3の動作を制御するとともに、 駆動 モ一タ 2 8に接続ざれ、 ダイプレー ト送り手段の動作を 制御するようになっている。 本実施例においては、 駆動 モータ 2 8に位置検出器 2 8 aを設け、 この位置検出器 2 8 aからの信号により送りねじ 2 7と螺合したナツ 卜 部材 2 9の移動位置、 すなわち移動ダイプレー ト 2 4の 位置を検知し、 ダイプレー ト送り手段の動作が制御され る。 位置検出器は固定ダイプレー ト 2 2と移動ダイプレ — ト 2 4の間に、 一方に位置検出用スケール、 他方に検 出へッ ドの組合せとして設置することも可能である。 また、 本実施例においては、 移動ダイプレート 2 4に ギヤ ップセンサ 3 8が設置され、 このギャ ップセンサ 3 8と対向するようにセンサプレー ト 3 9が固定ダイプ レー ト 2 2に設置されている。 そしてギャ ップセンサ 3 8から発せられた信号波をセンサプレー 卜 3 9で反射 し、 この反射波を再びギャップセンサ 3 8で検知するこ とにより両ダイプレー ト 2 2 , 24間の隙間の検出を行 い得るようにされている。 このギヤ ップセンサ 3 8は主 制御手段 4 6に接続され、 両ダイプレー ト間の隙間の算 出は検知信号に基いて主制御手段 4 6で行うようにされ ている。
[0041] 主制御手段 4 6、 電磁石コイル制御手段 4 0は、 装置 フ レーム 1 1 に設けられた制御装置配置部 4 7に配置さ れている。
[0042] 次にこのような構成からなる本実施例の作用について 説明する。
[0043] 固定ダイプレー ト 2 2および移動ダイプレー ト 24に、 それぞれ所要の金型 2 1 , 2 3を装着する。 主制御手段 4 6からの型締開始指令信号により、 駆動モータ 2 8が 回転駆動され、 送りねじ 2 7に伝達される。 送りねじ 2 7の回転により、 これに螺合しているナツ 卜部材 2 9 が軸方向に移動させられる。 これによりナツ ト部材 2 9 に結合された移動ダイプレー ト 24が、 固定ダイプレー ト 2 2の方向へガ.ィ ドバー 2 5上を摺動する。
[0044] 移動ダイプレー ト 24が所定の距離移動すると、 駆動 モータ 2 8に取付けられた位置検出器 28 aからの信号 により駆動モータ 28が停止させられる。 この時、 第 1 と第 2の金型 2 1 , 2 3は低圧で閉鎖された状態になる。 また、 固定ダイプレー 卜 2 2と移動ダイプレー ト 24の 相対向する面 2 2 a , 24 aの間隔は、 所定の磁気吸引 力が作用しうる距離とされている。 この間隔は、 ギヤッ プセンサ 3 8を用いてダイプレー 卜の送り動作を制御す ることにより、 精度よく決定することができる。
[0045] 銃いて電磁石コィル 3 2を用いた型締動作が次のよう にして行われる。
[0046] 主制御手段 4 6より電磁石コイル 3 2への通電指令が 発せられると、 交流電源 4 1からの電流が整流器 4 2で 整流され、 直流電圧源となつた後、 定電流制御器 4 3へ 供給される。 主制御手段 4 6で、 設定された型締力に基 ずき発生させるべき磁気吸引力とそれに必要な電流値が 算出される。 算出された必要電流値信号が主制御手段 4 6から定電流制御器 4 3に送られ、 供铪される電流値 が制御される。
[0047] 主制御手段 4 6からの信号により回路切替器 4 4が作 動し、 定電流制御器 4 3と両ダイプレー ト 2 2 , 2 4に 配設されたそれぞれの電磁石コィル 3 2とが接読される と、 所定の電流が電磁石コイル 3 2に供耠され、 磁気吸 引力が発生する。
[0048] この磁気吸引力は、 前述したように、 供給される電流 値を制御することにより制御されており、 両ダイプレー ト 2 2 , 2 4を互いに強く吸引することにより、 第 1お よび第 2金型 2 1 , 2 3を所要の型締力で型締めするこ とができる。
[0049] この場合、 ギヤ ップセンサ 3 8からの信号により、 両 ダイプレー ト間の間隔が所定値より大きい場合には、 さ らに電流値を増加して所要の締付力を確保する。 また、 電磁石コィルを第 3図に示すように分散して配置してあ れば、 ギャ ップセンサ 3 8からの信号により、 それぞれ の電磁石コイルへの通電量を個々に制御し、 金型全体の 型締カを均一化することができる。
[0050] 金型の型締作業が完了すると、 ノズルタツチシリ ンダ 1 8が作動して、 射出装置 1 3が固定ダイプレー ト 2 2 の方へ引き寄せられ、 ノズル 1 6が金型内のキヤ ビティ 入口に当接される。 続いてバレル 1 7内のスク リ ュー
[0051] (図示せず) により溶融した原料、 例えば溶融樹脂が金 型内に充填される。
[0052] 射出成形動作を終了すると、 型開放動作が開始される。 まず回路切替器 4 4が作動して、 電磁石コイル 3 2へ の電流供铪が停止され、 磁気吸引力を解消する。 また、 主制御手段 4 6からの信号により、 交流電流が消磁器 4 5に送られ、 回路切替器 4 4を介して、 電磁石極の残 留磁束による磁気吸引力を消滅させるのに十分な消磁電 流が、 それぞれの電磁石コイル 3 2に供給される。
[0053] 次に、 駆動モータ 2 8を回転駆動し、 送りねじ 2 7を 回転させることにより、 ナツ ト部材 2 9およびこれに結 合された移動ダイプレー ト 2 4をガイ ドバー 2 5上で固 定ダイプレー ト 2 2から離間する方向に搢動させて、 金 型 2 1 , 2 3の開放を行う。 本実施例による型締装置は基本的に上記のような作用 を行う力 供給電流値を制御することにより、 さらに次 のよラ.な、 より複雑な型締動作を行う ことができる。 まず、 駆動モータ 2 8を作動して両ダイプレー ト 2 2 , 2 4を互いに接近する方向に相対移動して両金型 2 1 , 2 3を閉鎖する。 続いて主制御手段 4 6で射出圧力に対 抗しうる必要型締力より小さい型締カを生ずる磁気吸引 力を算出し、 この磁気吸引力を発生する値の電流を電磁 石コイル 3 2に供給する。 これにより、 金型 2 1 ,
[0054] 2 3は、 必要な型締力より低い型締カ (中圧の型締力) により、 型締めされた状態となる。
[0055] この状態で金型内に溶融原料を射出すると、 原料の射 出圧力により、 両金型 2 1, 2 3の当接面がわずかに離 間する。
[0056] このように両金型 2 1 , 2 3間に微小のギャ ップ (隙 間) を生じさせた後、 電磁石コィル 3 2への供耠電流値 を増加する。 電流値が増加されたことにより、 磁気吸引 力が増大し、 射出圧力より大きな型締カを生ずる。
[0057] 両金型 2 1 , 2 3はこの大きな型締力により、 再び圧 縮されて型締めされる。
[0058] このように、 一旦両金型をわずかに離間させた後、 再 度型締めすることにより、 射出成形品の内部応力が除去 され、 緻密な射出成形品を得ることができる。
[0059] さらに、 ギャ ップセンサ 3 8を用い、 射出圧力により 金型が離間されたときのギャ ップ量を検出し、 このギヤ ップ量が所定の値に達したときに、 電磁石コイル 3 2に 供給する電流値を増加すれば、 前述した射出後の圧縮作 用をより精度よく行う ことができる。
[0060] また、 型締を完了した後、 駆動モータ 2 8への通電を 停止し、 送りねじ 2 7が自由に回転しうるようにしてお けば、 移動ダイプレー ト 2 4が微小移動した際、 送りね じ 2 7が回転し、 送りねじ 2 7に作用する軸方向力を解 消し、 送りねじ 2 7の損傷を防止することができる。 第 7図乃至第 9図は本発明の第 2の実施例を示す断面 図であり、 ダイプレー ト送り手段に、 送りねじの軸方向 に変位する緩衝手 5 0が装着された例が示されている。 他の構成は前述した実施例と同一であるので、 同一の構 成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
[0061] 第 7図に示した実施例においては、 移動ダイプレー ト 2 が緩衝手段 5 0を組込んだナッ ト部材 4 9が送りね じ 2 7に連結されている。 第 8図にその詳細を示すよう に、 移動ダイプレー ト 2 4に連結されたナツ ト部材 4 9 には、 送りねじ 2 7が貫通される空間 4 9 aが設けられ、 この空間 4 9 a内にフラ ンジ付ナツ ト 5 1が送りねじ 2 7と螺合した状態で配設されている。 このフラ ンジ付 ナッ ト 5 1 は、 フラ ンジ 5 1 aの外面側がス ト ッパ部材 5 2に当接され、 フラ ンジ 5 1 aの内面側とナッ ト部材 4 の空間 4 9 aを形成する内壁面との間にスプリ ング 5 3が配設されている。
[0062] この実施例によれば、 移動ダイプレー ト 2 4に大きな 後退方向への外力が作用した際、 スプリ ング 5 3が圧縮 してフラ ンジ付ナツ 卜 5 1に過大な軸方向力が作用する のを防止し、 送りねじ 2 7の損傷を防止することができ る。 すなわち、 型締め後、 溶融原料を金型内に射出する 際、 型締力が不足するとその射出圧力により金型が開き、 移動ダイプレー ト 2 4が後退移動することがある。 この 場合、 ナツ ト部材 4 9の軸方向変位をスプリ ング 5 3で 吸収し、 フランジ付ナッ ト 5 1および送りねじ 2 7の損 傷を防止することができる。 また、 前述した実施例のよ うに、 型締カを中圧程度にし、 射出成形時に両金型間に 微小隙間を生じさせる型締方法を実施する場合にも、 こ の構造は、 送りねじ 2 7の損傷を防止する上で効果があ る o
[0063] 第 9図に示した例においては、 互いに連結された 2つ の軸受部材 2 6 a , 2 6 bが、 テーブル 1 2の下面にガ イ ドバー 2 5と平行に設けられたスライ ド部材 5 4に対 し搢動可能に装着され、 ダイプレー ト送り手段が全体と して移動ダイプレー 卜 2 4と同一方向に摺動可能とされ ている。 テーブル 1 2の下面には、 内部にスプリ ング 5 5が収納されたスプリ ングボックス 5 6が固設され、 このスプリ ングボックス 5 6内にスプリ ング 5 5と当接 するフランジ 5 7が移動ダイプレー ト 2 4の搢動方向と 同一方向に移動可能に配設されている。 そしてこのフラ ンジ 5 7の、 スプリ ング 5 5と当接する面と反対側面が —方の軸受部材 2 6 a に連結されている。
[0064] この実施例によれば、 射出成形時に移動ダイプレー ト 2 4に大きな力が作用して、 ナツ ト部材 2 9および送り ねじ 2 7に軸方向力が作用すると、 送りねじ 2 7ととも に軸受部材 2 6 a , 2 6 b力《、 フラ ンジ 5 7でスプリ ン グ 5 5を圧縮変位させつつ、 スライ ド部材 5 4に沿って 搢動する。 これにより、 ナツ ト部材 2 9および送りねじ 2 7に過大な力が作用することが防止され、 ねじの損傷 を防止することができる。
[0065] 上述した実施例では、 ダイプレー ト送り手段に装着さ れる緩衝手段としてスプリ ングを用いた例を示したが、 この他に油圧緩衝手段、 スプリ ング以外の弾性部材 (例 えばゴム部材) を用いることも可能である。
[0066] 第 1 0図乃至第 1 2図は本発明の第 3の実施例を示す 図である。
[0067] 本実施例においては、 固定ダイプレー ト 2 2に、 位置 決めガイ ドを兼用した型開放用の突き当てピン 6 1が装 着されている。
[0068] 突き当てピン 6 1は、 第 1 0図および第 1 1図に示す ように、 固定ダイプレー ト 2 2の対角線上の対称位置に 固定ダイプレー ト 2 2を貫通して装着されている。 突き 当てピン 6 1の後方部にはねじ部 6 1 aが形成され、 こ のねじ部 6 1 aが固定ダイプレー 卜 2 2の背面側から突 出されるとともに、 内部にメスねじが形成され外周囲に チェ一ンスプロケッ ト部が形成されたナツ ト部材 6 2が 螺合している。 突き当てピン 6 1は、 軸方向移動可能に 保持され、 ナツ ト部材 6 2は回転可能に保持ざれている。
[0069] ナツ ト部材 6 2のスプロケッ ト部には、 閉ループを形 成するチューン 6 3の一方端が装着され、 このチヱ一ン 6 3の他方端はサーボモータ 6 4により回転駆動される スプロケッ ト 6 5に装着されている。 サ一ボモータ 6 4 には、 突き当てピン 6 1の位置を検出する位置検出器 6 6が設けられている。
[0070] また、 突き当てピン 6 1の前方部 (図の左方) には、 第 1 2図に示すように、 拡大された径を有する突き当て 部 6 1 bおよびこの突き当て部 6 1 bからさらに前方に 突出し、 突き当て部 6 1 bより径の小さい位置決め部 6 1 cが形成されている。 移動ダイプレー ト 2 4のこの位 置決め部 6 1 c と対向する位置には、 ガイ ド穴 6 7が形 成され、 第 1 2図 (A ) に示すように、 固定ダイプレー ト 2 2と移動ダイプレー ト 2 4とが型締めのため接近し たとき、 位置決め部 6 1 cがガイ ド穴 6 7に揷入され、 両ダイプレー ト 2 2 , 2 4の位置決めがなされるように なっている o
[0071] 本実施例においては、 さらに、 バレル 1 7内に配設さ れたスク リュー 1 7 aの位置を検出する位置検出器 6 8 が設けられ、 この位置検出器 68はサーボモータ 64の 制御装置 6 9を介して電磁石コイル制御手段 4 0に接続 されている。
[0072] 次にこの実施例の作用について説明する。 まず型締作 業を行う場合には、 突き当てピン 6 1 は後方 (図の右方) に引込められた状態 (固定ダイプレー ト 2 2の相対向面 2 2 aから位置決め部 6 1 cのみが突出した状態) にあ る (第 1 2図 ( A) ) 。 前述したように、 移動ダイプレ 一卜 24が固定ダイプレー ト 2 2に接近すると、 位置決 め部 6 1 cがガイ ド穴 6 7に揷入され、 両ダイプレー 卜 2 2, 24および両金型 2 1 , 2 3の位置決め作用を行 う。
[0073] 射出成形工程が実施され、 続いて型開放指令信号が出 されると、 サーボモータ 64が作動しチヱーン 6 3およ びスプロケッ ト 6 5の機構により、 ナツ ト部材 6 2を回 転駆動する。 これにより、 突き当てピン 6 1のねじ部 6 1 aがナツ ト部材 6 2により軸方向移動作用を受け、 突き当てピン 6 1が移動ダイプレー ト 24に向けて移動 する。
[0074] この突き当てピン 6 1の移動作用は、 送りねじ 2 7の 回転によるナツ 卜部材 2 および移動ダイプレー 卜 24 の軸方向移動と同期して行われる。
[0075] 突き当てピン 6 1の突き当て部 6 1 bが固定ダイプレ 一ト 2 2の対向面 22 aから突出し、 移動ダイプレー ト 2 4の対向面 2 4 a に当接しつつ移動ダイプレー ト 2 4 に押圧力を加えるので、 送りねじ 2 7とナツ ト部材 2 9 によるダイプレー ト送り力に加算されて、 型開放動作の 初期開放力を大きくすることができる (第 1 2図 (B ) 参照) 。
[0076] 金型が開放された後は、 ダイプレー 卜送り手段により 移動ダイプレー ト 2 4の移動が行われる。 これにより、 金型の開放動作を確実、 迅速に行う ことができる。
[0077] 本実施例による型締装置は、 次のようなより複雑な型 締方法に適用することができる。
[0078] まず駆動モータ 2 8を作動して送りねじ 2 7により移 動ダイプレー ト 2 .4を固定ダイプレー 卜 2 2側へ移動し、 両金型の当接面間に微少隙間が生じる位置に位置検出器 2 8 aで検知しつつ停止させる。 また、 この状態で突き 当てピン 6 1駆動用のサーボモータ 6 4を作動し、 位置 検出器 6 6で検知しつつ突き当てピン 6 1の先端部
[0079] 6 1 bを固定ダイプレー ト 2 2の対向面から所定の距離 だけ移動ダイプレー ト 2 4側に突出ざせるようにしても よい。
[0080] 位置検出器 2 8 aで検知しつつ停止させた状態では、 続いて成形原料を金型内に注入し、 注入開始よりあらか じめ設定した時間経過後に所定の磁気吸引力を発生させ て型締めを行うか、 あるいは成形原料を金型内に注入し た時に両金型の当接面間がわずかに増加するので、 その 増加する値があらかじめ設定した値となった時に、 型締 めを行う。
[0081] また、 突き当てピン 6 1を突出させている状態では、 続いて電磁石コイル 3 2に通電すると、 磁気吸引力によ り、 両金型 2 1 , 2 3は型締め作用を受けるが、 突き当 てピン 6 1の先端部 6 1 bが突出しているため、 両金型 2 1 , 2 3の当接面が完全に密接することが妨げられ、 両金型の当接面に微小隙間を生じる。
[0082] この状態で金型内に成形原料を射出する。 金型内のキ ャ ビティ は所定の体積よりやや拡大されているので、 所 定の成形原料を小さい射出力で射出することができる。 射出作業が終了後、 再びサーボモータ 6 4を駆動して、 突き当てピン 6 1の先端部 6 1 bを後退移動させる。 こ の突き当てピン 6 1の後退移動と同期して送りねじ 2 7 を回転駆動し、 ナッ ト部材 2 9を移動させる。 そして同 時に、 スク リ ュ位置検出器 6 8からの信号によって電磁 石コイル 3 2への供給電流を増加し、 高圧力で両金型を 型めする。
[0083] この型締方法によれば、 最終的に成形される成形品の 寸法精度が出しやすく、 かつ高密度の成形品を得ること ができる。 また、 射出時に微小な隙間が形成されている ので、 溶融樹脂内に存在するガス抜きを行う こ とができ る。 さらに射出圧力 (射出充填圧) を低く おさえること ができるので、 応力が発生しにく いなどの優れた効果を 奏する。
[0084] 両金型間の隙間の制御は、 ギャ ップセンサ 3 8、 位置 検出器 6 6などを利用して効果的かつ精度よく実施する ことができる。
[0085] 第 1 3図および第 1 4図は本発明の第 4の実施例を示 している。
[0086] 本実施例においては、 前記した第 3の実施例における 突き当てピンの代わりに位置決め用のガイ ドビンを設け てある。
[0087] ガイ ドビン 7 1は、 固定ダイプレー ト 2 2の対向面 2 2 aに、 移動ダイプレー ト 2 4に向けて突出して設け られている。 その位置は、 第 1 4図に示すように、 電磁 石コイル 3 2の外側の位置に、 対角線上に対称に配置す るのが望ま しい。
[0088] このガイ ドビン 7 1 と対向する移動ダイプレー ト 2 4 の対向面 2 4 aの位置に、 ガイ ドビン 7 1が揷入される ガイ ド穴 7 2が設けられている。
[0089] 本実施例によれば、 型締め作業を行う際、 ガイ ドビン 7 1がガイ ド穴 7 2に揷入され、 両ダイプレー ト 2 2, 2 4の位置合せが確実になされるので、 金型 2 1 , 2 3 の型合せ精度を向上させることができる。
[0090] 第 1 5図は本発明の第 5の実施例を示している。
[0091] この実施例による型締装置は、 前述したカセッ 卜金型 の代わりに従来の金型を使用できるよう両ダイプレー ト の形状を変更したものである。 すなわち、 固定ダイプレ ー ト 7 3および移動ダイプレー 卜 74には、 それぞれ中 央部に金型装着用の凹所 7 3 a , 74 aが形成されてい る。 そしてこの凹所 7 3 a , 74 a内に、 それぞれ第 1 の金型 Ί 5および第 2の金型 7 6が装着されている。
[0092] この両金型 7 5 , 7 6は、 種々の形状のものが変更し て使用しうるよう、 金型当接面 7 5 a , 7 6 aのダイプ レー ト取付位置からの距離を調整しうるようにされてい る。 本実施例では、 第 2の金型 7 6の後部に移動ダイプ レー ト 74を貫通して軸方向に延びるねじ部材 7 7が連 結され、 このねじ部材 7 7にナッ ト部材 78が螺合して いる。 そしてこのナツ ト部材 78の螺合位置を調整する ことにより、 第 2の金型 7 6を軸方向移動させ、 型厚の 調整を行う ことができる。
[0093] 電磁石コイル 3 2は、 互いに最も接近しう る位置であ る両ダイプレー 卜 7 3, 74の外周縁付近に設けられて いる。
[0094] 本実施例によれば、 両ダイプレー トの中央部に金型装 着用凹所 7 3 a , 74 aが設けられているので、 種々の 形状をした従来の金型を交換装着して使用することがで きる。 また、 第 2の金型 7 6を軸方向移動可能と したこ とにより、 型厚が変化しても自由に調整することができ る
[0095] 第 1 6図乃至第 1 8図は本発明の第 6の実施例を示し ている。
[0096] 本実施例においては、 電磁石コイルが、 ダイプレー ト に対しガイ ドバ一 2 5と同一方向に移動可能に装着され ている。
[0097] 第 1の金型 8 1が装着された固定ダイプレート 8 2と、 第 2の金型 8 3が装着された移動ダイプレー ト 8 4が装 置フ レーム 1 1のテーブル 1 2上に搭載され、 移動ダイ プレー ト 8 4は、 ガイ ドバー 2 5上で摺動可能とされて いる。
[0098] 第 1 6図において符号 8 5は円盤状をした調整部材で あり、 この調整部材 8 5は、 移動ダイプレー ト 8 4の対 向面 8 4 aに向け、 第 1 8.図 (A ) に示すように金型 8 1の外周囲に間隔をおいて複数個、 例えば 4個配設さ れている。 そして、 この調整部材 8 5の移動ダイプレー ト 8 4に対向する面 8 5 aには、 それぞれ電磁石コィル 3 4が取付けられている。 また、 移動ダイプレー ト 8 4 の対向面にも、 同様に複数個の電磁石コイル 3 4が配設 されている。
[0099] 調整部材 8 5は、 第 1 8図 (B ) , ( C ) に示すよう に、 円盤状以外の形、 例えば四角形状をしていてもよい。 また、 電磁石コィル 3 4は、 それぞれの調整部材 8 5に 対し円形あるいは四角形状などの形態で取付けられるこ とができる。
[0100] 調整部材 8 5の背面側にはねじ部材 8 6が連結され、 このねじ部材 8 6はガイ ドバー 2 5と平行の方向に固定 ダイプレー ト 8 2を貫通し、 軸方向移動可能に支持され ている。 固定ダイプレー ト 8 2を貫通して背面側 (射出 装置 1 3側) に突出したねじ部材 8 6には、 調整ナツ ト 部材 8 7が螺合している。
[0101] この調整ナツ ト部材 8 7の外周囲には、 スプロケッ ト 部が形成され、 これらのスプロケッ 卜部に、 第 1 7図に 示すように閉ループを形成する 1つのチヱーン 8 8が装 着されている。 チェーン 8 8の途中には、 固定ダイプレ ー ト 8 2に取付けられた駆動モータ 8 9により回転駆動 されるスプロケッ ト 9 1が係合し、 駆動モータ 8 9の回 転力がチューン 8 .8を介して調整ナツ ト部材 8 7に伝達 されるようになつている。 第 1 6図、 第 1 7図において 符号 9 2は、 チェーン 8 8のたるみを防止する中間スプ ロケッ トを示している。
[0102] 本実施例によれば、 駆動モータ 8 9を作動するこ とに より、 調整ナッ ト部材 8 7が回転駆動され、 これと螺合 するねじ部材 8 6が軸方向に移動する。 これにより調整 部材 8 5の配置位置を自由に調整でき、 金型 8 1 , S 3 の型厚の変化に対応することができ、 従来の金型を使用 する ことができる。
[0103] また、 それぞれの調整部材 8 5の個々に対応してギヤ ップセンサ 3 8を設けておけば、 個々の電磁石コイル 3 4へ供給する電流値を制御することにより、 各調整部 材 8 5ごとに移動ダイプレー 卜 8 4との間のギャップを 調整できる。 これにより、 金型の均一な型締めが可能と なる。
[0104] 第 1 9図は第 1 6図に示した実施例の変形例を示して いる。
[0105] 本実施例においては、 金型の型締カを測定する手段と して、 荷重測定手段、 例えば口— ドセル 9 3が移動ダイ プレー ト 8 4内に配設されている。
[0106] 型締完了後にロー ドセル 9 3により型締カを測定し、 型締力が不足する場合には電磁石コィル 3 4に供給する 電流値を増加して所要の型締カを得ることができる。 第 2 0図および.第 2 1図は、 第 1 6図に示した本発明 の第 6の実施例の変形例を示している。
[0107] 本実施例においては、 調整部材 9 5が単一の調整板に より構成されている。 調整部材 9 5には、 中央に金型 8 3が揷通可能な形状寸法を有する貫通穴 9 5 bが形成 されている。 調整部材 9 5は第 2 1図 (A ) および (B ) に示すように、 円形あるいは四角形状などをしており、 移動ダイプレー 卜 8 4との対向面 9 5 aに、 金型 8 3の 外周囲を連続的に取り囲むように電磁石コィル 3 2が装 着されている。 この電磁石コイル 3 2は、 すでに第 3図 で示した述べたように複数個に分散して配置してもよい。 調整部材 9 5は、 固定ダイプレー ト 8 2を貫通して設 けられたねじ部材 8 6により支持され、 このねじ部材 86は、 駆動モータ 89により回転駆動される調整ナツ ト部材 87に螺合している。 調整部材 9 5の配置位置は、 前記した実施例と同様、 駆動モータ 89を作動すること により、 軸方向に調整することができる。
[0108] 第 2 2図は本発明の第 7の実施例を示している。
[0109] 本実施例では、 ダイプレー トと金型とが一体的に形成 されている。 図において、 符号 1 0 2 , 1 04は、 それ ぞれ互いに組合せて溶融榭脂が注入されるキヤ ビティ を 形成するための凹部 1 0 1 と凸部 1 0 3とを備えた固定 金型および移動金型である。
[0110] 固定金型 1 0 2は、 テーブル 1 2上の射出装置 1 3側 に静止固定された固定ブロック 1 0 2 b上に、 また移動 金型 1 04はガイ ドバ— 2 5上を摺動可能に搭載された 移動ブロック 1 04 b上に、 それぞれポルト 9 9により 固着されて載置されている。 固定金型 1 0 2および移動 金型 1 04のそれぞれの対向面 1 0 2 a , 1 04 aには、 電磁石コイル 3 2が、 凹部 1 0 1、 凸部 1 0 3を中央に して、 これを取り囲むように配設されている。
[0111] また固定金型 1 0 2の対向面 1 0 2 aには、 移動金型 1 04に向けてガイ ドビン 7 1が突設され、 移動金型 1 04の対向面 1 04 aの対応する位置には、 ガイ ドピ ン 7 1が揷入されるガイ ド穴 7 2が設けられている。
[0112] 本実施例による型締装置の作用は、 前述した実施例と 同様である。 第 2 3図および第 2 4図は本発明の第 8の実施例を示 している。 本実施例では、 ダイプレー ト送り手段と して、 直動シリ ンダ装置が用いられている。
[0113] 固定ダイプレー ト 2 2の背面側には、 直動シリ ンダ 1 0 6が固設され、 そのロッ ド 1 0 7は固定ダイプレー ト 2 2を貫通して移動ダイプレー ト 2 4まで伸び、 移動 ダイブレー ト 2 4に連結されている。
[0114] 直動シリ ンダ 1 0 6は、 第 2 4図に示すように、 固定 ダイプレー ト 2 2の背面側に対角線上に配置することが 王 a- しい。
[0115] 本実施例によれば、 直動シリ ンダ 1 0 6でロッ ド 1 0 7を伸縮させることにより、 移動ダイプレー ト 2 4をガ ィ ドバー 2 5上で摺動させることができる。 直動シリ ン ダ 1 0 6は、 油圧シリ ンダまたは電動シリ ンダを使用す ることができ、 油圧シリ ンダの場合は高圧油を供耠する ことにより大きな型締カを発生することができるので、 電磁石コィル 3 2による磁気吸引力と組合せて強固な型 締作用を行う ことができる。
[0116] 第 2 5図は電磁石コイル制御手段 1 1 0として電流制 御イ ンバ一タ 1 1 1を用いた例を示している。 すなわち、 交流電源 4 1は単相電流可変型電流制御ィ ンバータ
[0117] 1 1 1 に接続され、 この電流制御ィ ンバータ 1 1 1に供 耠された交流電流は、 主制御手段 4 6からの励磁電流変 換指令信号に基づいて、 所定電流値の直流に変換されて ― Δ y ― 電磁石コイル 3 2に供給される。
[0118] また、 型開放動作を行う場合には、 消磁電流指令信号 に基づいて、 電流制御ィ ンバータ 1 1 1から、 残留する 磁気吸引力を消滅させるのに十分な消磁電流がそれぞれ の電磁石コイル 3 2に供給される。
[0119] 以上述べた各実施例においては、 第 1のダイプレー ト を固定し、 第 2のダイプレー トを移動可能と したが、 両 ダイプレー トを移動させて相互を接近あるいは離間させ てもよい。
[0120] 産業上の利用可能性
[0121] 以上説明したように、 本発明によれば、 電磁石コイル の磁気吸引力を利用して金型の型締めを行う ことができ、 従来のような油圧装置を用いた型締機構を必要としない。 これにより、 ダイプレー 卜を連結するタイバーを除去 することができ、 型締装置の構造を簡単化することがで きるとともに、 金型の交換作業を容易にすることができ > 0
[0122] また、 型締用の油圧作動機構を必要としないので、 射 出成形機の長手方向の寸法を短くすることができる。 さ らに、 油圧駆動系を取り除く こ とにより、 装置の保守 ♦ 管理を容易にすることができる。
[0123] また、 型締力の制御, 型締箇所の制御などを容易に行 う ことができ、 常に均一で最適な型締作用を行う ことが できる。
[0124] 本発明は射出成形機、 ダイカス トマシンなどの金型の 型締装置として用いることにより、 特に優れた効果を奏 する。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . . 射出装置が搭載されたテーブル上に配設されて いる第 1の金型を保持する第 1のダイプレー トおよび第 2の金型を保持する第 2のダイプレー トと ;
前記第 1および第 2のダイプレー トを前記テーブル上 で相対移動させるダイプレー ト送り手段と ;
前記第 1および第 2のダイプレー 卜の少なぐとも一方 の側に配設された磁気吸引力発生手段と ;
前記磁気吸引力発生手段の磁気吸引力を制御する磁気 吸引力制御手段と ;
からなる射出成形機の型締装置。
2 . 第 1のダイプレー トはテーブル上に静止固定さ れた固定ダイプレー トであり、 第 2のダイプレー トはテ 一ブル上に設けられたガイ ド手段上を水平方向に摺動可 能な移動ダイプレー トである請求項 1記載の型締装置。
3 . 第 1および第 2のダイプレー トは相対向する面 がほぼ平面形状をしており、 それぞれの中央部に金型装 着用空間が形成され、 前記金型装着用空間内にカセッ 卜 金型が装着されている請求項 1記載の型締装置。
4 . 第 1および第 2のダイプレー トの相対向する面 の間隙を検出するギヤ ップ検出手段が配設されている請 求項 1記載の型締装置。
5 . 第 1および第 2のダイプレー トには、 それぞれ 中央部に金型装着用の凹所が形成され、 少なく とも 1つ のダイプレー 卜の外周緣付近には磁気吸引力発生手段が 配設されている請求項 1記載の型締装置。
6 . ダイプレー トには、 その中央部に装着された金 型の軸方向位置を調整する金型位置調整手段を備えてい る請求項 1記載の型締装置。
7 . ダイプレー トと金型とは一体的に形成されてい る請求項 1記載の型締装置。
8 . ガイ ド手段はテーブル上に互いに平行に配設さ れた一対のガイ ドバーからなる請求項 2記載の型締装置。
9 . ダイプレー ト送り手段はテーブルの下方位置に 配設されている請求項 1記載の型締装置。
1 0 . . ダイプレー ト送り手段は、 回転可能に軸受支 持された送りねじと、 前記送りねじの一端に連結された 送りねじ回転手段と、 前記送りねじに螺合されたナツ ト 手段と、 からなり、 前記ナツ ト手段は少なく とも 1つの ダイプレー 卜に連結されている請求項 1記載の型締装置。
1 1 . 送りねじ回転手段は電動モータである請求項 1 0記載の型締装置。
1 2 . ナツ 卜手段は送りねじの軸方向に変位する緩 街手段を介してダイプレー トに連結されている請求項 1 0記載の型締装置。
1 3 . ダイプレー ト送り手段はテーブルに対しガイ ド手段と同一方向に相対移動可能に配設され、 送りねじ の回転支持部が軸方向に変位する緩衝手段を介してテー ブルに取付けられた停止部材と対向配置されている請求 項 1 0記載の型締装置。
1 4 . ダイプレー ト送り手段は直動シリ ンダ装置を 備え、 直動シリ ンダのハウジングまたは可動口ッ ドが少 なく とも 1つのダイプレー トに連結されている請求項 1 記載の型締装置。
1 5 . 電磁吸引力発生手段は電磁石コイルからなり、 前記電磁石コィルは金型の外周囲を取り囲むように配設 されている請求項 1記載の型締装置。
1 6 . 電磁石コイルは金型の外周囲を連続的に取り 囲むように配設されている請求項 1 5記載の型締装置。
1 7 . 電磁石コイルは複数個の小型電磁石コイルの 組合せからなり、 金型の外周囲に間隔をおいて配設され ている請求項 1 5記載の型締装置。
1 8 . 電磁石コイルは第 1および第 2のダイプレ一 卜の相対向する面にそれぞれ配設されている請求項 1 5 記載の型締装置。
1 9 . 電磁石コイルは第 1および第 2のダイプレー 卜のいずれか一方のダイプレー ト内に配設されている請 求項 1 5記載の型締装置。
2 0 . ダイプレー トに最大磁束密度の大きい磁性材 料からなる溝部材が開口側をダイプレー トの対向面に向 けて埋設され、 前記溝部材内に電磁石コイルが配設され ている請求項 1 5記載の型締装置。
2 1 . 電磁石コイルは、 ダイプレー トに対しガイ ド 手段と同一方向に移動可能に装着された調整部材に取付 けられている請求項 1 5記載の型締装置。
2 2 . 調整部材は複数個の調整板からなり、 それぞ れの調整板の前端面に電磁石コィルが配設されている請 求項 2 1の型締装置。
2 3 . 調整部材は中央に金型が揷通可能の形状寸法 を有する貫通穴が形成された単一の調整板からなる請求 項 2 1記載の型締装置。
2 4 . 調整部材には調整部材を軸方向に移動させる 調整部材駆動手段が取付けられている請求項 2 1記載の
2 5 . 調整部材駆動手段は、 一端が調整部材に連結 され、 ダイプレー トに回転可能に支持されたねじ部材と、 ダイプレー 卜の背面側に設けられ前記ねじ部材に螺合す る調整ナツ 卜部材とからなる請求項 2 4記載の型締装置。
2 6 . 第 1および第 2のダイプレー トのいずれか一 方には、 ダイプレー トの対向面に向けて進退移動する突 き当てピンが装着されている請求項 1記載の型締装置。
2 7 . 突き当てビンはその後方部にはねじ部が形成 され、 このねじ部がダイプレー トの背面側に配設された ナツ ト部材に嫘合するとともに、 前記ナツ ト部材にナツ ト部材回転駆動手段が接続されている請求項 2 6記載の 型締装置。
2 8 . 突き当てピンの位置を検出する位置検出手段 と、 第 1および第 2のダイプレー 卜の相対向する面の隙 間を検出するギヤ ップ検出手段と、 前記両ダイプレー ト の相対移動位置を検出する位置検出手段と、 をさらに備 えてなる請求項 2 7記載の型締装置。
2 9 . 第 1および第 2のダイプレー トのいずれか一 方には、 ガイ ドビンが相対向するダイプレー 卜に向けて 突出して設けられ、 他方のダイプレー トには、 前記ガイ ドピンが挿入されるガイ ド穴が設けられている請求項 1 記載の型締装置。
3 0 . 第 1および第 2のダイプレー 卜のいずれか一 方には、 金型の型締カを測定する荷重測定手段が取付け られている請求項 1の型締装置。
3 1 . ( a ) 第 1の金型を保持した第 1のダイプレ ― トおよび第 2の金型を保持した第 2のダイプレー 卜の 少なく とも一方に磁気吸引力発生手段を設置し、
( b ) 両ダイプレー トを互いに接近する方向 に相対移動して第 1の金型と第 2の金型を閉鎖し、
( c ) 磁気吸引力発生手段により第 1および 第 2のダイプレー ト間に磁気吸引力を発生させて両ダイ プレー トを近接した状態に保持するとともに両金型間に 所定の型締カを発生させ、
( d ) 前記金型内のキヤ ビティ に成形原料を 注入し、
( e ) 両ダイプレー ト間の磁気吸引力を解除 し、
( f ) 両ダイプレー トを互いに離間する方向 に相対移動して第 1の金型と第 2の金型を開放する、 各工程からなる射出成形機の型締め方法。
3 2 . 第 1のダイプレー トと第 2のダイプレー トと の間のギヤップ量を検出し、 このギヤ ップ量を制御する ことにより両金型間の型締カを制御する請求項 3 1記載 の型締め方法。
3 3 . 磁気吸引力発生手段に供給される電流値を検 知し、 この電流値を制御することにより両金型間の型締 力を制御する請求項 3 1記載の型締め方法。
3 4 . 磁気吸引力発生手段をダイプレー トの複数の 位置にそれぞれ分散して配設し、 それぞれの磁気吸引力 発生手段に供給する電流値を調整することにより両金型 間の型締力が均一になるよう制御する請求項 3 1記載の 型締め方法。
3 5 . 第 1および第 2のダイプレー トの相対向する 面の間隙を検出する検出手段を複数個以上配設し、 前記 複数個以上のギヤ ップ検出手段により検出されるギヤ ッ プ検出値が一致またはその偏差があらかじめ設定した許 容値以下となるよう前記磁気吸引力発生手段に供給する 電流疸を制御する請求項 3 4記載の型締め方法。
3 6 . ( a ) 両ダイプレー トを互いに接近する方向 に相対移動して両金型を閉鎖し、
( b ) 磁気吸引力発生手段により両ダイプレ 一ト間に磁気吸引力を発生させて両金型間に中圧の型締 力を発生させ、
( c ) 金型内に成形原料を注入し、
( d ) 成形原料の注入圧力により両金型の当 接面間をわずかに離間させ、
( e ) 磁気吸引力発生手段への供給電流値を 増加して両金型間に高圧の型締カを発生させる、
各工程を含む請求項 3 2記載の型締め方法。
3 7 . ( a ) 両ダイプレー トを互いに接近する方向 に相対移動し、
( b ) 両ダイプレー 卜間に所定寸法の隙間部 材を介在させ、 両金型の当接面間に微少隙間を生じさせ た状態で両金型を閉鎖し、
( c ) 磁気吸引力発生手段により両ダイプレ 一ト間に磁気吸引力を発生させて両金型間に所定の型締 力を発生させ、
( d ) 金型内に成形原料を注入し、
( e ) 前記隙間部材を両ダイプレー ト間から 除去し、
( f ) 磁気吸引力発生手段への供給電流を増 加して両金型間に高圧の型締カを発生させる、 各工程を含む請求項 3 2記載の型締め方法。
38, ( a ) 両ダイプレー 卜を互いに接近する方向 に相対移動し、
(b ) 両ダイプレー トを両金型の当接面間に 微少隙間を生じさせた位置で停止させ、
( 0 金型内に成形原料を注入し、
( d) 注入開始よりあらかじめ設定した時間 経過後、 その値があらかじめ設定した値となった時、
( e ) 磁気吸引力発生手段により両ダイプレ 一ト間に磁気吸引力を発生させて両金型間に所定の型締 力を発生させる、
各工程を含む型締め方法。
3 9. ( a ) 両ダイプレー トを互いに接近する方向 に相対移動し、
(b ) 両ダイプレー トを両金型の当接面間に 微少隙間を生じさせた位置で停止させ、
( c ) 金型内に成形原料を注入し、
( d ) 前記両金型の当接面間の微少間隙が増 加し、 その値があらかじめ設定した値となった時、
( e ) 磁気吸引力発生手段により両ダイプレ 一ト間に磁気吸引力を発生させて両金型間に所定の型締 力を発生させる、
各工程を含む請求項 3 2記載の型締め方法。
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